双極性障害でも就労継続支援A型は利用できる?働き方と注意点を解説
双極性障害があっても、「働きたい」という気持ちを持っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、体調の波がある中で「安定して働けるのか」「無理なく続けられるのか」と不安に感じる方も少なくありません。
そんな方にとって選択肢のひとつとなるのが、就労継続支援A型です。
雇用契約のもとで働きながら、体調に配慮したサポートを受けられるため、一般就労が難しい方でも無理のない働き方を目指すことができます。
本記事では、双極性障害の方が就労継続支援A型を利用できるのかという基本から、具体的な働き方、注意点、向いている人の特徴までをわかりやすく解説します。
これから利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
双極性障害でも就労継続支援A型は利用できる?

双極性障害の方でも就労継続支援A型は利用可能です。
実際にA型事業所では、うつ病や発達障害と並んで、双極性障害の方も多く利用しています。
「気分の波があるから働けないのでは…」と不安に感じる方も多いですが、A型はそもそも一般就労が難しい方を対象に、支援を受けながら働ける制度です。
そのため、躁状態とうつ状態の波がある方でも、無理のない範囲で働けるよう配慮された環境が整っています。
また、いきなりフルタイムで働く必要はなく、
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短時間勤務からスタート
-
週2〜3日から通所
-
体調に応じて調整
といった柔軟な働き方が可能です。
「今は安定していないけど、少しずつ働く感覚を取り戻したい」という方にとって、現実的な選択肢といえるでしょう。
対象となる条件
双極性障害だからといって特別な制限があるわけではなく、基本的には以下の条件を満たせば利用を検討できます。
■ 医師の診断
まず前提として、医師から双極性障害などの診断を受けていることが必要です。
A型の利用にあたっては、
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診断書
-
医師の意見書
などが求められることがあります。
また、主治医と相談しながら、
-
どのくらい働けるか
-
どんな配慮が必要か
を整理しておくことが大切です。
特に双極性障害の場合は、躁状態のときに無理をしすぎないよう、現実的な働き方を医師と一緒に決めておくことが重要になります。
■ 受給者証の取得
就労継続支援A型を利用するためには、自治体から「障害福祉サービス受給者証」を取得する必要があります。
これは「福祉サービスの利用が必要」と認められた場合に交付されるもので、
-
市区町村への申請
-
面談やヒアリング
-
医師の意見の確認
といった流れを経て発行されます。
双極性障害の方でも、就労に不安がある状態であれば問題なく対象となるケースが多く、
手続きについては事業所がサポートしてくれることもあります。
■ 一定の就労が可能
就労継続支援A型は雇用契約を結んで働く制度のため、ある程度働ける状態であることが条件になります。
ただし、ここで求められるのは「フルタイムで安定して働けること」ではありません。
例えば、
-
週数日なら通えそう
-
短時間であれば働ける
-
環境が整えば継続できそう
といったレベルでも対象になります。
重要なのは、「無理なく続けられる見込みがあるかどうか」です。
双極性障害の場合は、調子の波があることを前提に、“できる範囲から始める”ことが大切になります。
就労継続支援A型とはどんな働き方?

就労継続支援A型は、障害や体調面の不安がある方が、支援を受けながら働くことができる福祉サービスです。
一般企業での就労が難しい方でも、無理のない環境で仕事をしながら、少しずつ社会復帰を目指せるのが特徴です。
ここでは、就労継続支援A型の基本的な働き方について分かりやすく解説します。
雇用契約がある
鐘楼継続支援A型の大きな特徴は、事業所と雇用契約を結んで働く点です。
これはアルバイトやパートと同じように、
-
労働時間が決まっている
-
出勤日数が設定される
-
労働者としての権利が守られる
といった、一般的な働き方に近い仕組みになっています。
また、雇用契約があることで、
-
社会保険(条件を満たす場合)
-
労災保険
-
雇用保険
などの制度も適用されるケースがあります。
「福祉サービスでありながら、働く感覚をしっかり持てる」という点が、A型の大きな特徴です。
最低賃金が支払われる
就労継続支援A型では、最低賃金以上の給与が支払われることが法律で定められています。
これは、同じ就労支援でもB型との大きな違いです。
具体的には、
-
時給制で給与が発生する
-
働いた分だけ収入になる
-
毎月安定した収入を得やすい
といった特徴があります。
そのため、
-
収入を得ながらリハビリしたい
-
生活費の一部をカバーしたい
-
将来的に一般就労を目指したい
といった方にとって、現実的な働き方になります。
支援スタッフがいる
就労継続支援A型では、利用者が安心して働けるように、支援スタッフが常にサポートしてくれます。
具体的には、
-
仕事内容の指導
-
体調面の相談
-
人間関係のフォロー
-
働き方の調整
など、さまざまな面で支援を受けることができます。
特に、双極性障害のように体調の波がある場合でも、
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無理のないシフト調整
-
状態に応じた業務配分
-
定期的な面談
などを通じて、長く続けられる環境づくりが行われます。
双極性障害の人がA型を利用するメリット

双極性障害は、気分の波(躁状態とうつ状態)があることが特徴で、働き方にも影響が出やすい疾患です。
そのため、「安定して働けるか不安」「また体調を崩してしまうのではないか」と悩む方も多いでしょう。
就労継続支援A型は、そうした不安を抱える方でも無理なく働ける環境が整っている点が大きなメリットです。
ここでは、具体的なメリットを解説します。
体調に合わせて働ける
就労継続支援A型では、体調に応じて働き方を調整しやすいのが特徴です。
双極性障害の場合、
-
調子が良いときは動ける
-
調子が落ちると通うのが難しくなる
といった波があります。
就労継続支援A型ではこうした特性を前提に、
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短時間勤務からスタート
-
週数日の通所から始める
-
状態に応じて勤務日数を調整
といった柔軟な働き方が可能です。
そのため、無理にペースを上げることなく、安定を優先しながら働けるのが大きなメリットです。
無理をしすぎない環境
双極性障害の方にとって特に注意が必要なのが、調子が良いときに無理をしすぎてしまうことです。
一般就労では、
-
周囲に合わせて頑張りすぎる
-
仕事量を増やしすぎる
-
結果として反動で体調を崩す
といったケースが起こりやすいです。
一方A型では、
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業務量が適切に調整される
-
無理のない範囲で働くことを重視する
-
スタッフが状況を見てブレーキをかけてくれる
といった環境が整っています。
そのため、長く続けることを前提にした働き方ができるのが特徴です。
サポートを受けながら働ける
就労継続支援A型では、支援スタッフが日常的にサポートしてくれるため、一人で抱え込む必要がありません。
具体的には、
-
体調や気分の変化の相談
-
働き方の見直し
-
人間関係のフォロー
など、さまざまな面で支援を受けることができます。
双極性障害は「見た目では分かりにくい」ことも多く、周囲に理解されにくいケースもありますが、
就労継続支援A型ではそうした特性を理解したうえで関わってくれるため、安心して働き続けやすい環境です。
生活リズムを整えやすい
双極性障害では、生活リズムの乱れが体調に大きく影響することがあります。
例えば、
-
昼夜逆転
-
睡眠時間のバラつき
-
不規則な生活
などが続くと、症状が不安定になりやすくなります。
就労継続支援A型に通うことで、
-
決まった時間に起きる
-
定期的に外出する
-
生活のリズムが安定する
といった変化が生まれ、体調の安定につながるケースも多いです。
デメリット・注意点

躁状態で無理をしすぎるリスク
双極性障害の特徴のひとつである躁状態では、「もっと働ける」「自分は大丈夫」という気持ちが強くなりやすく、つい無理をしてしまうことがあります。
就労継続支援A型は雇用契約があるため、ある程度の責任や勤務時間が発生しますが、体調以上に頑張りすぎてしまうと、その反動で強いうつ状態に落ち込むリスクもあります。
特に、最初は順調に通えていても、オーバーワークが続くことで体調を崩してしまうケースも少なくありません。
そのため、「頑張りすぎないこと」を前提に、職員と相談しながらペースを調整することが重要です。
うつ状態で通所が難しくなる
うつ状態に入ると、朝起きることや外出すること自体が大きな負担になります。
その結果、通所が難しくなり、欠勤や遅刻が増えてしまうこともあります。
就労継続支援A型は「働く場」であるため、一定の出勤が求められる側面もあり、体調が不安定な時期にはプレッシャーに感じることもあるでしょう。
こうした状況を防ぐためには、あらかじめ「体調が悪い時の対応」や「通所ペースの調整」について事業所と共有しておくことが大切です。
無理に通い続けるよりも、休む判断も含めて柔軟に対応できる環境かどうかがポイントになります。
収入は安定しにくい
就労継続支援A型事業所は最低賃金が保障されている一方で、勤務日数や勤務時間によって収入が変動します。
そのため、体調によって出勤が不安定になると、どうしても収入も安定しにくくなります。
また、一般就労と比べるとフルタイム勤務が難しいケースも多く、「思ったより収入が伸びない」と感じる方もいます。
生活設計を考える上では、障害年金や各種手当と組み合わせながら、無理のない収入バランスを考えることが重要です。
継続が課題になりやすい
双極性障害は体調の波が大きいため、「長く安定して通い続けること」が課題になりやすいです。
調子の良い時期とうつの時期でパフォーマンスに差が出るため、一定のペースで働き続けることに難しさを感じる方も少なくありません。
特に、「最初は頑張れるけど続かない」という悩みはよく見られます。
これは本人の努力不足ではなく、障害特性によるものです。
継続するためには、完璧を目指すのではなく「6〜7割の力で続ける」意識や、周囲のサポートを活用することが大切です。
事業所選びの段階で、体調の波に理解があり、柔軟に対応してくれるかどうかを見極めることも重要なポイントになります。
どんな人に向いている?

波はあるがある程度働ける人
双極性障害の方の中には、体調の波がありながらも「調子が良いときはしっかり働ける」という方も多くいます。
就労継続支援A型は、そうした波はあるけれど働く力はある”方に向いている働き方です。
一般就労のように常に一定のパフォーマンスを求められる環境だと負担が大きくなりがちですが、A型事業所であれば体調を考慮しながら働くことができます。
また、職員のサポートを受けながら業務に取り組めるため、無理をしすぎず、自分のペースを大切にしながら働きたい方に適しています。
フルタイムが難しい人
「毎日フルタイムで働くのはまだ厳しい」「長時間勤務だと体調を崩してしまう」
このように感じている方にも、A型は現実的な選択肢のひとつです。
A型事業所では、比較的短時間勤務や日数の調整が可能な場合が多く、体調に合わせた働き方がしやすい環境が整っています。
無理にフルタイムで働いて体調を崩すよりも、短時間でも継続して働くことの方が、結果的に安定した生活につながります。
「まずは無理のない範囲で働きたい」という段階の方にとって、安心してスタートできる働き方といえるでしょう。
段階的に社会復帰したい人
長期間の療養やブランクがある方にとって、いきなり一般就労に戻るのは大きなハードルです。
就労継続支援A型は、その“間のステップ”として活用するのに適しています。
まずは通所する習慣をつけることから始め、少しずつ作業に慣れ、働く感覚を取り戻していくことができます。
また、職員と一緒に目標を設定しながらステップアップしていけるため、「いきなり社会に出るのが不安」という方でも安心です。
将来的に一般就労を目指す方にとっても、基礎的な生活リズムや就労習慣を整える場として、大きな役割を果たしてくれます。
向いていない可能性がある人

体調が不安定すぎる
双極性障害の症状が強く、日によって体調の差が大きすぎる場合は、就労継続支援A型の利用が負担になってしまうことがあります。
A型は雇用契約に基づく「働く場」であるため、ある程度の出勤や作業の継続が求められます。
そのため、頻繁に体調を崩してしまったり、安定した通所が難しい状態だと、かえってプレッシャーになり、症状が悪化してしまう可能性もあります。
まずは医師や支援員と相談しながら、体調の安定を優先し、必要であればB型など、より負担の少ない支援からスタートすることも検討すると良いでしょう。
通所自体が難しい状態
「外出すること自体がつらい」「朝起きるのが難しい」といった状態が続いている場合、A型の通所はハードルが高く感じられるかもしれません。
就労継続支援A型は基本的に“通うこと”が前提となるため、通所ができない状態では継続が難しくなります。
無理に通おうとすると、体調だけでなくメンタル面にも負担がかかり、結果的に長続きしないケースもあります。
このような場合は、まず生活リズムを整えることや、在宅支援に対応している事業所を検討するなど、自分の状態に合ったステップから始めることが大切です。
すぐに高収入を求めている
「できるだけ早くしっかり稼ぎたい」「一般就労と同じくらいの収入を得たい」と考えている方にとっては、A型はギャップを感じやすいかもしれません。
A型事業所は最低賃金が保障されているとはいえ、勤務時間が短かったり、体調によって出勤日数が変動することも多いため、収入はどうしても限界があります。
また、A型は“収入を最大化する場”というよりも、“働く力を取り戻す場”“安定して働く練習の場”という側面が強いです。
そのため、短期間で高収入を目指す方よりも、「まずは安定して働けるようになりたい」「将来的にステップアップしたい」と考えている方の方が、制度の特性に合っていると言えるでしょう。
利用までの流れ
①主治医に相談
まずは、現在の体調や働ける状態かどうかについて、主治医に相談することが大切です。
就労継続支援A型は「働くこと」が前提となるため、無理なく通所できる状態かどうかの判断が重要になります。
主治医からの意見は、今後の手続きや支援内容にも関わってくるため、「どのくらい働けそうか」「配慮が必要な点は何か」などを具体的に話しておくと安心です。
必要に応じて、診断書や意見書の作成をお願いするケースもあります。
②事業所見学
次に、気になる事業所をいくつか見学します。
事業所によって仕事内容や雰囲気、サポート体制は大きく異なるため、実際に足を運んで確認することがとても重要です。
見学では、作業内容だけでなく「職員の対応」「利用者の雰囲気」「通いやすさ」などもチェックしておきましょう。
無理なく通えそうか、自分に合いそうな環境かを見極めることが、長く続けるためのポイントになります。
③体験利用
見学後、気になる事業所があれば体験利用を行います。
実際の作業を短期間体験することで、「自分にできそうか」「負担はどのくらいか」を具体的にイメージできます。
体験利用では、無理をせず、自分の体調や感覚を優先することが大切です。
「思っていたよりきつい」「この作業なら続けられそう」など、正直な感想を持つことが、後悔しない選択につながります。
④受給者証申請
利用する事業所が決まったら、お住まいの市区町村で「障害福祉サービス受給者証」の申請を行います。
申請には、医師の意見書や必要書類の提出が求められる場合があり、手続きには数週間かかることもあります。
事業所の職員がサポートしてくれるケースも多いため、不安な点は遠慮なく相談しましょう。
この受給者証が発行されることで、正式にサービスを利用できるようになります。
参考記事:就労継続支援A型の受給者証とは?申請の流れと必要書類を解説
⑤利用開始
受給者証が発行されたら、いよいよ利用開始です。
事業所と雇用契約を結び、勤務日数や勤務時間を決めて働き始めます。
最初から無理をせず、少しずつ環境や仕事に慣れていくことが大切です。
体調や不安がある場合は、職員に相談しながら調整し、自分に合ったペースで継続していきましょう。
焦らず一歩ずつ進めていくことが、安定した就労への近道になります。
双極性障害の人がA型を続けるコツ

調子が良い時に無理をしない
双極性障害の方にとって一番重要なのは、「調子が良いときこそ無理をしない」という意識です。
気分が上がっていると、「もっと働ける」「今のうちに頑張ろう」と思いがちですが、その反動で後から強いうつ状態に落ち込んでしまうことがあります。
A型を長く続けるためには、好調なときでもあえてセーブすることが大切です。
「今日は余裕があるけど、いつも通りで終わる」といった自己コントロールが、結果的に安定した通所につながります。
体調記録をつける
日々の体調や気分の波を把握するために、簡単な記録をつけることも有効です。
たとえば、「睡眠時間」「気分の状態」「通所できたか」などをメモするだけでも、自分の傾向が見えてきます。
「このくらい無理すると崩れる」「このサイクルで波が来る」といったパターンが分かると、事前に対策が取りやすくなります。
結果として、無理のない働き方を自分で調整できるようになり、継続しやすくなります。
スタッフに正直に相談する
体調の変化や不安を一人で抱え込まず、事業所のスタッフに正直に伝えることも大切です。
「少し調子が落ちている」「最近無理しているかもしれない」といった小さな変化の段階で共有することで、勤務時間の調整や業務内容の変更など、早めの対応が可能になります。
遠慮して我慢してしまうと、結果的に通えなくなるリスクが高まります。
就労継続支援A型はサポートを受けながら働く場なので、「頼ること」も継続のための大事なスキルです。
ペースを固定しすぎない
「毎日同じペースで通わなきゃ」「この働き方を続けないといけない」と考えすぎると、体調の波に対応できず苦しくなってしまいます。
双極性障害はどうしても波があるため、多少の増減があることを前提にしておくことが大切です。
たとえば、「調子がいい週は少し増やす」「しんどい時は減らす」といった柔軟な考え方が、長く続けるコツになります。
完璧に続けることよりも、「無理なく続けること」を優先する意識が、安定した就労につながっていきます。
就労継続支援A型と就労継続支援B型の違い

雇用契約の有無
就労継続支援A型と就労継続支援B型の大きな違いは、「雇用契約があるかどうか」です。
A型は事業所と雇用契約を結ぶため、一般企業と同じように働く形になります。
労働者として扱われるため、最低賃金が保障され、労働時間や業務内容にも一定の責任が伴います。
一方、就労継続支援B型は雇用契約を結ばず、あくまで「作業を通じた訓練・リハビリ」の位置づけです。
体調や状況に応じて、より柔軟に利用できるのが特徴で、「まずは外に出る練習から始めたい」という方にも適しています。
収入の違い
収入面でも、就労継続支援A型と就労継続支援B型には大きな差があります。
就労継続支援A型は雇用契約があるため、最低賃金が適用されます。
勤務時間に応じて給与が支払われるため、ある程度まとまった収入を得ることが可能です。
一方、就労継続支援B型は「工賃」という形で報酬が支払われます。
これは作業に対する対価ではありますが、最低賃金の対象ではないため、一般的にはA型よりも低い水準になります。
そのため、「ある程度の収入を得ながら働きたい」場合は就労継続支援A型、「収入よりも体調やリハビリを優先したい」場合は就労継続支援B型が向いていると言えるでしょう。
双極性障害の場合の選び方
双極性障害の方が就労継続支援A型と就労継続支援B型を選ぶ際は、「今の体調の安定度」が大きな判断基準になります。
ある程度体調が安定しており、定期的に通所できる状態であれば、A型にチャレンジするのも良い選択です。
働くリズムを作りながら収入も得られるため、社会復帰へのステップとして有効です。
一方で、体調の波が大きい時期や、通所自体に不安がある場合は、まずは就労継続支援B型から始める方が無理なく続けられます。
就労継続支援B型で生活リズムや体調を整え、安定してきたタイミングでA型へステップアップするという流れも一般的です。
大切なのは、「今の自分に合っているかどうか」です。
無理に就労継続支援A型を選ぶのではなく、長く続けられる環境を選ぶことが、結果的に安定した就労につながります。
よくある質問

双極性障害でも毎日通える?
結論からいうと、「毎日通えるかどうか」は人それぞれであり、必ずしも毎日通う必要はありません。
双極性障害は体調の波があるため、一般就労のように毎日安定して出勤するのが難しい場合もあります。
就労継続支援A型では、個々の体調や状況に応じて勤務日数や時間を調整できるケースも多く、最初は週数日からスタートする方も少なくありません。
大切なのは「無理なく続けられるペース」を見つけることです。
毎日通うことを目標にするのではなく、まずは安定して通えるリズムを作ることを優先しましょう。
休みが多くても大丈夫?
体調による欠勤があること自体は珍しくなく、ある程度は理解してもらえるケースが多いです。
ただし、A型は雇用契約があるため、あまりにも欠勤が多い状態が続くと、契約の継続が難しくなる可能性もあります。
そのため、「休むこと」自体は問題ではありませんが、事前の連絡や体調の共有がとても重要になります。
また、欠勤が増えてきた場合は、勤務日数や時間の見直しを行うなど、無理のない形に調整していくことが大切です。
我慢して通い続けるよりも、早めに相談して環境を整える方が、結果的に長く続けやすくなります。
途中で辞めても問題ない?
途中で辞めること自体は問題ありません。
体調や状況の変化に応じて、働き方を見直すのは自然なことです。
実際に、「思ったより負担が大きかった」「一度体調を整え直したい」といった理由で利用を中断する方もいます。
無理に続けて体調を崩してしまうよりも、一度離れて回復を優先する方が結果的に良いケースもあります。
また、状態が安定してきたら再度利用を検討することも可能です。
就労継続支援A型は続けることがすべて”ではなく、「自分に合ったタイミングで活用する」ことが大切な制度です。
まとめ
双極性障害があっても、就労継続支援A型は十分に利用できる制度です。
体調の波がある中でも、雇用契約のもとで働きながら、少しずつ社会とのつながりを取り戻していくことができます。
ただし、長く続けるために大切なのは「無理をしない働き方」です。
調子が良いときに頑張りすぎたり、逆に体調が悪いときに無理に通い続けたりすると、結果的に継続が難しくなってしまいます。
自分のペースを理解し、周囲のサポートを受けながら働くことが、安定した就労につながります。
また、いきなり利用を決めるのではなく、まずは事業所の見学から始めるのがおすすめです。
実際の雰囲気や仕事内容を知ることで、「自分に合っているかどうか」をしっかり判断することができます。
焦らず一歩ずつ、自分に合った働き方を見つけていきましょう。
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